2020.08.04 号

梅雨明けが報じられ、いよいよ猛暑の夏となるのでしょうか。

さて、8月のLiveにつきまして開催にむけた「号外」をお出ししたいと思いつつ、一進一退の社会状況下で、どうすることがよいのか、躊躇が拭いきれないままに、今日に至ってしまいました。

そして、いよいよ開催!と決断をいたしましたが、このご案内も、8月4日現在のものとお考えいただければ幸いです。

私どもメンバー3名+事務局1名で、準備は進めておりますが、この事態にある中でのことですので、柔軟に判断をしてまいりたいと思っております。

ところで、お知らせしておりましたとおり、このclub通信は今回をもって、mailでの配信が終了となります。

今後は、郵送でのお届けのみとなります。継続をご希望くださるかたは、事務局へご一報をお願いいたします。

どうかみなさまお元気にお過ごしください。

無事にまたお目に&お耳にかかれることを心から楽しみにしております。

「ことのは」

統計によれば、日本において、携帯やスマートフォン など自分専用の通信機器(「移動体通信」というようだ)の普及率は115%超え(一昨年度)となった。2台以上持っている人も増えて、老若男女問わず利用している。他の情報機器(パソコン、インターネット)を含めて、私たちの日常生活に急激に浸透し、あることが“当たり前”に感じられる。生まれた時からこのような環境にあった「ネイティヴ」と呼ばれる世代も厚くなってきた。

手書きの便りは「メール」になり、さらに、文章を書くことは“むずい”し、それを読むことは“うざい”という若者が増えている。ときには言葉を一言も発することなく、「いいね!」を表すアイコン(画像)だけでコミュニケーションを済ましてしまう風潮も、SNS(ソーシャルネットワーク)というサービスを通じて助長されている。

一方、SNSで発せられたメッセージに対して、ちょっとでも気にくわないことがあると、気軽に批判する「叩き」という行為も増加し、問題になってきている。「叩き」は、あっという間に連鎖反応を生み、にわかに大勢が参加し言葉も過激になり、ネット・バッシング、ネット・リンチと呼ばれるまでになっている。

叩きの中で使われる言葉は、もともと人とのコミュニケーションを支える手段としての役割は捨て去られ、凶器と化しているように感じる。叩かれる側に何らかの否があるのは確かかもしれない。しかし、リンチとまで呼ばれる過激な叩きはなぜ起こるのだろうか?

一説では、叩く人は特異な精神構造を持っているわけではなく、普通の人が普通に発した言葉が凶器となっていることに気づかないことがあるようだ。凶器としての言葉はもはや“意味”ではなく、単なる“道具”。その言葉には、古来日本で尊ばれた「言霊(ことだま)」は消え去ってしまっている。

私たちが、言霊の存在を信じて言葉を丁寧に使う日は、ふたたび訪れるのだろうか?

2013年から通算85回を続けたHappyToco通信、今回をもって「mail版」は終わりとし、「郵送版」へ一本化することになった。ぜひ郵送会員としてのご登録をお願いします。

(光裕)

「S Club」と「Club通信」


Happy Toco Club 通信の「mail版」の配信は、この号が最後とのことで、今回で通信のお送りが “おしまい” となるかたもいらっしゃることと存じます。

これまでお付き合いくださいましたことに、お礼を申し上げます。

さて、このコロナ禍では、苦労もさまざまありますが、一方で、思いがけないほどの感激もたくさんあじわうこととなりました。

なにより、今春に立ち上げました「Happy Toco S Club」には、98名のかたがたから、延べ109件のご支援をたまわりました!

ホームコンサートやスクールコンサートをご依頼くださったり、プレゼント用にとCDをたくさんお求めくださったり、レッスンを受け始めることにしてくださったり……♪

応援くださったかたがたお1人1人から寄せていただいた、あたたかなお言葉を思い浮かべると、Liveができない間も、寂しくありませんでした。

「Happy Toco Family」と呼ばせていただきたいような、支えてくださったみなさまのお気持ちに、これからきちんとこたえていけるよう、私どもも、どのようなかたちであれ、音楽と幸せな時間をお届けできるよう、つねに考え、つねに動いていきたいと思っております。

ところで、今年の5月に「Happy Toco Salon Club」を開設する予定だったことは、「S Club」を立ち上げる際にお伝えいたしましたとおりです。

いまだ、「サロン」の要素となる、集うこと、対話すること、会食すること、そのどれもが躊躇われる状況であることは続いていますが、すこしずつ、準備だけは進めております。

これからは、より実験的な試みも重ねていきたいと思っております。少人数ならではの会もいろいろに構想中です。

さまざまな会を、たびたび開催できる日が訪れることを待ちながら、いましばらくはこの状況を受けとめ、できることから、ささやかなことから、という思いでおります。

引き続き、Happy Toco Club通信のお送りを希望くださるかたは、いっそうこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。

≪追記≫

秋田・新屋のHappy Toco House 分室への入り道は、たとえばテーブルを長く連ねて置いて、開放的な食事会をするのにとてもよい場所でもあります。

2016年に第0回をおこなった「アラヤード・ピクニック」ではこの空間をそのように用いました。

アコーディオンとカホンとフィドルで、私どもが音楽を奏でて、お聴きいただきながら、秋田の実りを楽しんでいただくようなひとときをまたもちたいなと思っております。

(聡子)

「大きな買い物」


最近魚を捌く事が楽しくなっています。

仕事ができない時期に新しいことに挑戦しようとして始めました。

以前から肉はブロックで買ってきて用途に分けて切り分けて保存していましたが、魚も切身→柵→1尾となりました。

音楽活動もドラム演奏から何かに変化して行きそうな気がしますが、大きすぎて考えがまとまらず…

コツコツと積み重ねていけば何か見えるようになると信じてやっていきたいと思います。

(雅裕)

事務局より

Happy Toco Club通信は、9月2日の満月からは「郵送版」へ一本化することにともない、今号をもって「mail版」は終了となります。

今後、Club 通信の郵送をご希望のお客さまは、一年ごとに、郵送費としまして、1000円のお納めをお願いいたします。

振込先はゆうちょ銀行「記号番号02200-6-121337ハッピートコ事務局」ですが、切手そのものでのお納めでも構いません。

ちなみに、Happy Toco S Clubにご賛同くださったお客さまには、これまで「mail会員」だったかたでも、初年度は無料で、Club通信をお送りいたします♪

(みきねえ)